「洗濯機の選び方」

家電量販店に「洗濯機」を探しに行っても、たくさんあり過ぎて、どれを購入したら間違いが少ないのかわからないですよね。

ここではまず、あなたに合う、おススメの洗濯機は、どのタイプになるのか。

大きく3つにわけて、説明していきます。

これらを知った上、条件に合うメーカーの洗濯機を選べば、間違いなしです。

 

洗濯機の選ぶポイント

1.容量

「洗濯」と言っても、人によって考え方は異なります。

一人暮らしでも、毎日洗濯ができる人もいれば、週に一日の休日にまとめて洗濯をする人もいます。

四人家族でも、1日一回の洗濯で終わらせたい人もいれば、アウターやインナー、オシャレ着によって、細かく洗濯を分ける方も居ます。

シーツや毛布を洗うか否かによっても、違ってきます。

そこで、まず判断材料になるのが、「洗濯容量」です。

「洗濯容量」とは、一度に洗える量の目安であり、単位はkgであらわされます。

家電量販店に行ったら「何kgでお探しですか。」と聞かれないですか。

それだけ、洗濯機を選ぶにあたって重要なことなのです。

 

一般的には、一人暮らしは5kg前後、ファミリー層は7kg前後と言われています。

しかし、この言葉をそのまま鵜呑みにして選ばないでくださいね。

先ほども言いましたが、人によって、洗濯機に対する要望は違うのです。

筆者は、一人暮らしの時でも8kgの洗濯機を使用していました。

なぜなら、休みの日にまとめて洗濯をしていたこと、布団シーツを洗濯することがあったからです。

ファミリー層でも、家族の年齢構成で7kg以上あった方が良い家族もあります。

中学生前後の子供がいらっしゃる家庭ですと、体操着やユニフォームなどで、汚れもの、分厚い衣類が増えます。

このような家庭では大きい洗濯機、反対にまだ子供が小さい、もしくはみんな大人になっていて汚さないと言う家庭では7kgでも良いかもしれませんね。

 

2.運転音

洗濯機の音って聞いたことがありますか。

毎日洗濯している方であれば、ご存知だと思いますが、あの「ガタガタガタ…」と言う音は、決して静かなものではありません。

昔の洗濯機に比べて、静かになっている機種もありますが、そうではない機種もあります。

洗濯機の駆動方式に「インバーター式」と「ベルト式」と2種類あります。

ある程度の価格のする洗濯機であれば、「インバーター式」であり、非常に静音設計になっているのですが、お買い求めやすい小型洗濯機に一部「ベルト式」があります。

「ベルト式」とは、昔からある方式で、単純にベルトを動かすことで、洗濯槽を回すのですが、非常に音が大きくなります。

悪いものではないのですが、「夜に洗濯機を動かす」また「集合住宅に住んでいて、ご近所様が気になる。」と言う方であれば、気を付けないといけないですね。

 

3.洗濯機のタイプ

洗濯機には、大きく2つの種類にわけられます。

・縦型洗濯機、縦型洗濯乾燥機

縦型洗濯機

出典:http://kakaku.com/item/J0000018909/

・ドラム式洗濯乾燥機

ドラム式洗濯機

出典:http://kakaku.com/item/J0000020080/

それぞれを比較すると、このような差がでます。

縦型洗濯(乾燥)機 ドラム式洗濯乾燥機
洗浄能力
乾燥能力 △(縦型洗濯機は除く)
洗濯時間
乾燥時間 △(縦型洗濯機は除く)
衣類の傷み
節水

 

 ・縦型洗濯機、縦型洗濯乾燥機

昔から日本で主流となっているタイプ。

洗濯槽に水を張り、パルセーターを回転させることによって水流を作り出すことによって洗濯する方式。

昔に比べ、節水型の洗濯機も登場しているが、それでもドラム式に比べたら節水ではない

水をたくさん張るため、分厚い衣類、ドロ汚れなどの汚れに強い

強力な遠心力と、衣類同士の摩擦で汚れを落とすので衣類が傷みやすい

縦型洗濯乾燥機であっても、遠心力で衣類が絡み合っている上、洗濯槽も狭いため、乾燥機としては弱く、またシワも入りやすのが欠点。

 

・ドラム式洗濯乾燥機

日本では近年生産が開始されたタイプ。

洗濯槽を少し後ろに傾けた部分にのみ水を張るような形になるので、非常に節水力が高い

使用水量が少なく、洗剤の割合が高くなるため、人の皮脂汚れなどに強い

衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」や洗濯槽を小刻みに動かす「もみ洗い」によって洗濯するため、衣類の傷みも非常に少ない

衣類を上から落としながら風を当てるため、絡み合うことがなく乾燥能力が非常に高い

分厚い衣類、汚れが濃い衣類が入ると、洗濯時間が縦型に比べ、長くなる傾向がある。

 

まとめ

このように、洗濯機と言っても色々あります。

単純に、洗濯機は「大は小を兼ねます」が、それでも不必要に大きい洗濯機を買ってしまったら、節水と節電と言う意味合いから、省エネではなくなってしまいます。

洗濯機なので、どれを選んでも、きちんと洗濯はしてくれますが、安い買い物でもないですし、また10年は使って行こうと考える家電製品なので、ストレスなく使っていきたいですよね。

これらのことを踏まえた上、次に合うメーカーを選んで頂けたら、洗濯機購入で失敗することはないですね。